料理からたどるルーツ いとこ煮 11月28日

いとこ煮
11月28日は
“いとこ煮の日”だそうです^^

「従姉妹?煮る?」
印象に残る料理名なので
なんとなく記憶されている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

そんな いとこ煮
料理の由来をたどると・・ 浄土真宗の宗祖 親鸞聖人が自らの草庵で 教えを説いた際に お茶菓子の代わりとして 農作物の煮物に小豆を加えた料理を 振る舞ったことが その始まりだとか。
親鸞聖人のセンスとお心遣い
なんともステキですね。 その後、親鸞聖人の命日である 11月28日が “いとこ煮”の日となり ご命日の前後7日間や お正月やお盆
その他祝祭の日になどに 豆や野菜を煮た料理を
いただくようになったようです。 ちなみになぜ“いとこ煮”と
云うようになったかというと
諸説あるようですが・・
●野菜ごとに追い追い煮ることから「甥々」。  甥同士の関係は従兄弟(いとこ)だから(^▽^) ●野菜を銘々に煮るから「姪々」。 姪同士は従姉妹(いとこ)だから(^_^) ●材料である豆や野菜はすべて畑で採れたもので  親戚、従兄弟のようなものだから(;゜ロ゜) 日本各地で
その調理法や材料は様々だそうですが かぼちゃと小豆の組み合わせが
広く知られているようです。 地域によっては、大根や里いも
ごぼうやにんじん、コンニャクなども
材料にしたり、その味付けも
お醤油や味噌ベースと郷土食豊か。 知らぬ間にご自身ならではの 生い立ち=郷土食でもある
“いとこ煮”を召し上がられていたりして。
食の記憶をたどってみると ご自身でも気づかなかったことや ジブンのルーツなどにも
つながるかもしれません^^ きょうものぞいてくださって ありがとうございます。 ご縁に感謝をこめて。

 

 

投稿者プロフィール

あおきしほこ
<カウンセラー/ディレクター>
情報過多でスピードが早い昨今。自身を見失ってしまいそうになる日々。一番大切かもしれない“ココロ”のメンテナンスのお手伝いができたら幸せです^^そのヒトやその風土が保つ、オリジナルの魅力・原石を磨くお手伝いを生業に(株)ポテンシィ(https://potency.jp/)の代表もしています。★以下のYouTube▶のアイコンをクリックしていただくとポテンシィサイトをご高覧いただけます。

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