秋を感じる日本酒 冷やおろし 

“ボージョレヌーヴォー”が
11月第3木曜日に解禁されるように
9月9日重陽の節句の頃にあわせて
解禁される日本酒が「冷やおろし」

先日、日本酒好きの方が
「毎年馴染みの飲食店で
“冷やおろし”の飲み比べをするのが
恒例でとても楽しみにしていたけれど
今年はそれが叶わずほんとうに残念><。」
とおっしゃられていました。
早くコロナ禍が落ち着いて実現できますように。

日本の米
発酵文化のひとつでもある 日本酒。
そもそも冷やおろしとは? <冷やおろしとは> 江戸時代のころ 冬に搾られた新酒は
劣化しないよう 春に火入れ(加熱殺菌)をし 大桶に貯蔵して夏を越し 外気と貯蔵庫の温度が 同じくらいになった頃 2度目の加熱殺菌をしない 「冷や」(常温)のまま
大桶から樽に「卸(おろ)して
出荷したことから
冷やおろし」と云われるように
なったそうです。 *日本名門酒会サイト参照
蔵で秋まで熟成してから
出荷する「冷やおろし」。
フレッシュで華やかな春の 新酒の「しぼりたて」も魅力的ですが 秋の芳醇な「ひやおろし」も チカラ強くとても味わい深いと
云われています。 世界中に様々なお酒があるなかで 四季の移ろいで風味も味わい方も
変わる多様性のある日本酒。
厳寒期に仕込み 1年をかけ熟成していく。 酷暑を越え風味も変身 熟成により旨みがのって
味は馴染んで芳醇に。 同一のお酒も
時を経るとこんなに
風味が変化するのか。 つくり手のチャレンジや試みが 味わいとなってあらわれる。 時には予想外の変化もあり!
それはお酒もヒトも
いっしょかもしれない^^

コロナ禍で蔵元さん
酒販店さん、飲食店のかたも 大変な時期が続いていらっしゃるかと
想いますが、ささやかながら
「呑んで応援」の輪が
ひろがっていきますように。
きょうものぞいてくださって ありがとうございます。 感謝をこめて。

投稿者プロフィール

あおきしほこ
<カウンセラー/ディレクター>
情報過多でスピードが早い昨今。自身を見失ってしまいそうになる日々。一番大切かもしれない“ココロ”のメンテナンスのお手伝いができたら幸せです^^そのヒトやその風土が保つ、オリジナルの魅力・原石を磨くお手伝いを生業に(株)ポテンシィ(https://potency.jp/)の代表もしています。★以下のYouTube▶のアイコンをクリックしていただくとポテンシィサイトをご高覧いただけます。

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