お盆のこと その弐

お盆については
“新盆”や“旧盆”とか
よく耳にしますが
そもそも新盆も旧盆も
行われる内容そのものは同じ行われる時期が違うだけ
7月に行われるものは新盆
8月に行われるものは旧盆
と呼ばれています^^

また地域により
新盆を行う地域や
旧盆を行う地域があると
云われていますが
全国的にみると
旧盆の地域がほとんどだそう。
東京や神奈川、静岡、熊本の一部などが
新盆を行う地域だそうです。

どうしてそのような違いが
生まれたのかというと
明治5年の改暦によって
太陽暦が使われるようになったことが
起因しているそう。

改暦の際、
お盆は7月15日に行われるのが
ふさわしいとされたそうですが
7月中旬頃は
農業を営む方々にとっては
農作業がめちゃめちゃ忙しく
手が回らない時期のため
旧暦のお盆の時期に近い
8月15日を中心にお盆が
行われるようになったと
いわれています。

供養のしかたも
地域によってさまざまな
特色があるようです。
精霊馬
東日本に広く伝わる風習とも云われ
西日本では行われないところもあるそう。
西日本では精霊流しや
灯籠流しなどの風習の方が
根付いているとも云われています精霊馬とは
キュウリやナスで馬や牛を
つくるお盆の飾り。
脚の速いキュウリ=馬は
ご先祖様が早くこの世に
帰ってこられるように、
ナス=牛は、ご先祖様が
なるべく長くこの世に滞在し
ゆっくりと帰っていただけるようにと
願いをこめたのだとか。
*地域によっては逆の場合もあるそう^^

去年今年と
コロナの影響で
お盆のスタイルも
異なっているかと想いますが
どこにいても
ご先祖さまや故人を敬い想う心は
大切にもちつづけていれたら
イイですね。 きょうものぞいてくださって ありがとうございます! 感謝をこめて。

投稿者プロフィール

あおきしほこ
<カウンセラー/ディレクター>
情報過多でスピードが早い昨今。自身を見失ってしまいそうになる日々。一番大切かもしれない“ココロ”のメンテナンスのお手伝いができたら幸せです^^そのヒトやその風土が保つ、オリジナルの魅力・原石を磨くお手伝いを生業に(株)ポテンシィ(https://potency.jp/)の代表もしています。★以下のYouTube▶のアイコンをクリックしていただくとポテンシィサイトをご高覧いただけます。

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