工程は丁寧に伝えるべし。

「実は、ベテランの方ほど
 陥るミスがあるんですよ。」

“整体”の施術現場にたちながら、
社内の人材育成も担われている方が
ぽつりとおっしゃられました。

工程は丁寧に説明する!」

ベテランになればなるほど、
業務の流れがしみついて
いつのまにかルーティン化
“あたり前の連続”になってしまい
お客さまへのご説明やお声かけなど
勝手に省いてしまうことが
多くなるのだかと。

例えば、
お客さまが“肩こり”を
改善したくて来店された際、
“肩こり”の原因は
腰のハリが起因していたとすると
ベテランさんは、
無言で腰の施術を始めてしまう。

すると、お客さまは
「私は“肩”って伝えたのに
 なんで腰ばっかりやるの」
と想ってしまう。

ベテランさんが一言、
「肩こりの原因は、
 腰から来ているようですね。
 なのでまずは腰を丁寧に
 施術していきましょうね」
というお声かけすれば、
あぁなるほど、ありがとうとなる。

相手の方は基本、知識がなく、
まっさらな状態でここに来ている、
仮に以前お伝えしたとしても
この場とは異なる時間を過して、
今ここにいらしてくださっている。

なので、些細なことも
とにかく工程を丁寧にお伝えする。
そうすれば、誤解や違和感はじめ
トラブルは起きないという。

目元が暗くなりますよ。
脚を触りますよ。

想えば、
介護の対応などでも
同じことが云えるし
日常の暮らしにおいても
活用できるように想う。

その方曰く、
「丁寧にお伝えして
 怒り出す人はいません。」

だそうです^^

今日ものぞいてくださって
ありがとうございます!

投稿者プロフィール

あおきしほこ
<カウンセラー/ディレクター>
情報過多でスピードが早い昨今。自身を見失ってしまいそうになる日々。一番大切かもしれない“ココロ”のメンテナンスのお手伝いができたら幸せです^^そのヒトやその風土が保つ、オリジナルの魅力・原石を磨くお手伝いを生業に(株)ポテンシィ(https://potency.jp/)の代表もしています。★以下のYouTube▶のアイコンをクリックしていただくとポテンシィサイトをご高覧いただけます。

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